2007.12.22 UP
森を散策しながら出会うアート。日常から解き放たれた至福の時間の中で、一瞬で現実に引き戻されるような衝撃。目を背けてはいけない現実がピラミッドとなってそびえ立つ。「隠されたピラミッド」には、彫刻家から社会へ向けた強いメッセージが込められている。文=LANDSCAPE DESIGN
2007.11.06 UP
四半世紀にわたって、気鋭のアーティストの実験的個展を生み出してきたヒルサイドギャラリーがこの秋、ヒルサイドテラスF棟内に場所を移してリニューアルいたします。オープニング企画として、ヒルサイドギャラリーから巣立ち内外で活躍中のアーティスト、また「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」とゆかりの深いアーティストの近作を一堂に展示し、創造と交流の拠点となるヒルサイドフォーラムの再出発を期したいと思います。
2007.11.05 UP
アートが地域社会に対してどう媒介し得るのか。環境がもたらす創造の原動力を考えながら、アートと地域(街や暮らし)が相互に作用しあう関係について、森を抱える地域に内在する価値を引き出したい。
2007.11.01 UP
パブリックアート~それは、駅や公園などの公共空間に置かれた彫刻作品を指すだけでなく、歴史的な出来事を記憶するためのモニュメント、または荒廃した環境を再生する、あるいはその土地のアイデンティティを掘り起こすなど、その役割も表現もさまざまです。作家個人の表現としての従来の芸術を超えたその公共性は、私たちの環境を豊かにし、社会全体を活性化するものとして、都市計画や建築などの分野と関わりながら、近年ますます注目を集めています。
2007.10.30 UP
東京都千代田区丸の内。常に時代の先端をいき、日本のビジネスシーンをリードしてきた街。その代名詞であった丸の内ビルディングが、2002年生まれ変わった。新たな街の顔となった「丸ビル」に残された二本の松杭。80年余りにわたり旧「丸ビル」を土台として支えてきたその杭は、丸の内の歴史や時代をいあまに語り継ぐ生きたアートとなった。 -記憶が生まれ変わる- 「Mの記憶」は丸の内の記憶だけでなく日本の記憶そのものである。文=LANDSCAPE DESIGN
2007.10.15 UP
アートが地域社会に対してどう媒介し得るのか。環境がもたらす創造の原動力を考えながら、アートと地域(街や暮らし)が相互に作用しあう関係について、森を抱える地域に内在する価値を引き出したい。
東京都の文化行政を通じた、芸術・文化の視点を取り入れた政策企画立案の能力を高める。
地域に密着した創造の場、芸術・文化を基盤とした街づくりを考える。
2007.08.30 UP
良好な景観形成の実現には、市民・事業者・行政が力を合わせて進めて行くことが重要となります。そこで松戸市景観形成検討委員会の活動として、中間報告を交えた景観のPRを行い、市長の景観形成に対する意識の醸成を図るものです。
2007.08.23 UP
シドニー、オペラハウスからほど近い、マックエーリーストリートに面した公園内に巨大な砂岩のスパイラル状のランドアートが存在する。この「記憶とは終わりなき創造」は、渦を巻いた形状から時間と生命の循環が物語られ、素材となった、解体された古い建築物のエレメントからもオーストラリアの歴史と市民のアイデンティティを示すアートとして今でも人々に親しまれている。文=LANDSCAPE DESIGN
2007.07.09 UP
新ギャラリーQのオープンに伴い、「The Party」展が企画開催されます。この展覧会は、これまでギャラリーQと関係のあるアーティストが平面・立体作品を発表します。
2007.07.03 UP
フィンランドの首都ヘルシンキ中央部に位置する一面芝生の都市公園。アルヴァ・アールト設計のフィンランディアホールへの視線をつなぐその間に、約500本にも及ぶ枕木が、うねりながら全長70mほど連続する。人間の背丈を優に越える枕木はひとつとしてまっすぐに立たず、うねりとともに斜めに傾く様は、より沿い歩く者へ迫力を感じさせる。「国と国との移動が簡単にできるようになった現代も、人の心と心の境界は常にとりはずすことはできない」土屋氏が敏感に捉えた揺れ動く人の心が映しだされている。文=LANDSCAPE DESIGN
2007.05.24 UP
国内では2003年より発表されてきた土屋公雄の「グラスのバラ」シリーズだが、このほど渋谷のギャラリエ アンドウにて、2005年の企画に引き続き開催される予定です。今回の個展では、「グラスのバラ」以外にも、こわれたグラスの破片を再構成した新作が発表されます。
2007.05.23 UP
大地の芸術祭2006のすべてを記す記録集がついに発売開始!大地の芸術祭2006にエントリーした全作品、イベントの記録を掲載する公式カタログです。
2007.05.13 UP
さる4月16日享年60歳で永眠された現代美術企画画廊ノブギャラリー代表鴨下延弘を偲ぶ追悼展を開催します。ノブギャラリーと鴨下氏は、岡崎という地方都市にあって、多くのアーティスト、コレクター、美術関係者に、たくさんのアートと交流の場を提供してくれました。すでにノブギャラリーが閉廊した現在、鴨下氏が愛した現代美術を通じて、ノブギャラリーと鴨下氏を見送ろうという有志の声があがり、ノブギャラリーで個展をしたアーティスト達の協力で、鴨下氏の仕事を振り返る展覧会を開催する運びとなりました。
2007.05.01 UP
東京都墨田区横網。両国から10分ほど歩くと、どこか独特な雰囲気に包まれた横網町公園がある。その公園内に広がる一際目を惹く一面の花壇。それが東京空襲犠牲者追悼平和モニュメントである。花の香りに包まれた一帯は、訪れた人々を穏やかにさせる。戦争という決して風化してはならない記憶は、色あせることのない生花と共に今に生き続けている。文=LANDSCAPE DESIGN
2007.04.17 UP
"アートを通した新しいまちづくりの可能性を探る"ことを主旨とするコンペです。北陸有数の温泉地・あわら温泉やあわら市内の空き地に置く、景観と調和したアート作品の「アイデア」を募集します。実際に制作するに相応しい優秀な作品(アイデア)は、平成20年の金津創作の森 開館10周年事業 アートドキュメント2008「森と街の交差点」において、現地での公開制作・展示を行います。
2007.02.23 UP
イングランド北西部に広がる湖水地方の中央部に点在する湖に囲まれるようにしてあるグライスデール・フォレスト。9000エーカーの広さを持つ、その広大な森全体を野外美術館としたのがグライスデール・フォレスト・ミュージアムである。ナショナル・トラスト運動の発祥地として知られるこの森の奥深くに、いつ出会うかも知れぬ人たちをひっそり待ち続ける「石造の暦」。森を守るためのアートは朽ち果てていく美学と生きる哲学をも学ばせる。文=LANDSCAPE DESIGN
2007.02.18 UP
"闇と光の記憶-月のインスタレーションによせて" ≪ ヴァシビエールの月≫≪月のかけら≫の2点を出品している作家 土屋公雄自身が今回のインスタレーションについて解説します。また、蓄光する糸を使った幻想的な近作≪記憶の光≫を紹介しながら、創作における"闇と光の記憶"についてかたります。
2007.02.17 UP
闇への憧憬-古代より人間は夜の闇の中で、空を見上げ、そこにまたたく星や月を鑑賞し物語を紡いできました。ここでは駒井哲郎氏の≪CONSTELLATION(星座)≫など、月の満ち欠け、星座など人々に愛されてきた夜景を描いた作品、土屋公雄からは≪ ヴァシビエールの月≫≪月のかけら≫を紹介します。
2007.02.16 UP
東京オペラシティ街区の共同事業者の一人である寺田小太郎氏によって「東洋的抽象」、「ブラック&ホワイト」というテーマを中心に集められたコレクションの中から本展では「土」や「大地」をテーマに作品を見つめ直します。
2007.02.15 UP
都市の美術(都市の美術から地球環境時代の美術)と協働(場所と人、人と人をつなぐ美術)をテーマとする。
2007.02.14 UP
パブリックアートに見る夢、2003年大阪の和泉市にある文化施設、和泉シティプラザの中庭に、10メートルもの地層が積み重なる塔がそびえたった。アーティスト土屋公雄による「時の地層」である。文=LANDSCAPE DESIGN 全国の書店にて絶賛発売中!!